1

研究者紹介

清水聰氏は、消費者行動の理論をベースに、さまざまなデータを駆使し企業の戦略を捉えるユニークな研究を行っています。具体的には理論研究では、インターネット時代の新しい消費者の意思決定プロセスの提案をおこないました。実証研究に用いるデータは、消費者の意識変化の時系列データや、脳波やアイトラッキングを用いた実験データ、レシートアプリのデータなどの新しいデータで、従来できなかった理論の解明を進めています。具体的には長寿者の購買行動の研究、先端層の研究、各種メディアの消費者の接触の研究、Covid=19の影響、世界における日本の役割などの実証研究を行っています。

研究業績紹介

■消費者行動の新しい理論の提案
・研究目的: インターネットの登場で、消費者の意思決定の方法が大きく変化する中、日本独自の理論を提案しています。
‐タイトル:'New Consumer Behavior Theories from Japan', Advances in Japanese Business and Economics series(27), Springer, Akira Shimizu 2021
■さまざまな新しい技術によるデータ収集とその活用
・研究目的: 消費者行動に関する新しいデータを収集し、既存理論の解明に取り組んでいます。
‐タイトル::'Consumer Shopping Path and Buying Behavior at Grocery Store,' 41st Annual ISMS Marketing Science Conference, Akira Shimizu 2019
‐タイトル:Electronic shopping cart: An eye-tracking Approach, ANZMAC 2024, Akira Shimizu 2024
■先端層の研究
・研究目的: 先端層、遅滞層を用いた商品評価                                                    
‐タイトル:Research on the Purchasing Behavior of the Leading-Edge Group Using Receipt Data, 46th Annual ISMS Marketing Science Conference, Shinichiro Hata, Akira Shimizu, 2024

研究の応用領域

・消費者行動とマーケティング戦略

社会的意義

最新の消費者行動の理論に日本でしか入手できない最新のデータを組み合わせることで、新たなマーケティング戦略の策定が可能になり、人々の生活が豊かになります。
  • サロントーク 境界を超えて ~ 清水 聰教授を囲んで ~

    "Research Showcase Hidden Jewels Session サ…

    視聴する
  • Vol.16: 消費者の商品選択プロセスの研究~文理融合の成果より…

    清水 聰 商学部教授 消費者が商品やサービスを選ぶまでのプロセスの解明は、マ…

    視聴する
  • 日本のマーケティングを世界に Bringing Japanese …

    清水 聰/Akira Shimizu 商学部 教授 Professor, Fac…

    視聴する