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研究者紹介

2000〜2001年に国連大学の秋野記念研究フェローシップの支援を受けて、アゼルバイジャンで1年強の在外研究を行いました。その後、旧ソ連地域全域を網羅し、旧ソ連周辺国の北欧や東欧にも研究領域を広げ、比較を行いつつ、地域研究と国際政治を融合させる研究を行ってきました。専門分野は国際政治、旧ソ連地域および周辺国の研究、紛争と平和研究です。

研究業績紹介

■ロシアの対外政策と戦略
・研究目的::ロシアの外交戦略、影響力拡大、サイバー攻撃、ハイブリッド戦略の動向を分析し、ポスト冷戦期の国際秩序におけるロシアの立ち位置とその脅威を評価する。
■ナゴルノ・カラバフ紛争と南コーカサス地域
・ナゴルノ・カラバフ紛争を中心に、南コーカサス地域におけるロシアや地域国家の関与と紛争の構造を解明し、地域の不安定性の実態とその地政学的影響を探る。                                                                                          ■未承認国家研究と世界政治の構図                                                                          ・未承認国家の論理を明らかにするとともに、未承認国家が大国に使われる一方、世界の不安定化の源になる傾向が強いことを明らかにする。      
■狭間の政治学:パワー、アイデンティティ、不確実性                                                                                        ・ロシアと欧米の間、ロシアと中国の間、など大国の狭間にあって、なかなか真の独立を果たせない国々の苦悩やバランス外交を明らかにする。       
■北極圏をめぐる国際政治                                                                                        ・近年国際的戦略性が高まっている北極圏をめぐる国際政治の動きを明らかにする。
■中ロ関係および大国間競争
・研究目的:中国とロシアの協調と競合関係を分析し、両国の外交戦略が国際秩序や地域安全保障に与える影響を評価する。
■日本とロシアの関係
・研究目的:日露間の外交課題、特に北方領土問題を通じて、両国の協力と対立の構造を明らかにし、関係改善の可能性を模索する。

研究の応用領域

・ロシアのハイブリッド戦争とその影響
・旧共産圏の民主化と平和構築の比較研究
・旧ソ連から見た国際政治
・未承認国家研究
・狭間の政治学:パワー、アイデンティティ、不確実性                                                                                       ・旧ソ連周辺国の安全保障と政治                                                                                        ・ウクライナ戦争

社会的意義

・凍結された紛争やハイブリッド戦争の理解を深め、国際関係や紛争解決の戦略に貢献する。
・持続的な平和を達成するための歴史的背景や国際外交の重要性を浮き彫りにする。
・未承認国家と大国の対外政策との関係を明らかにし、国際的な政治安定と紛争解決に貢献する。                                   ・旧ソ連地域から国際政治を見ることで、新たな問題を提起するとともに、重要な視点、問題アプローチを提供する。

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