文化芸術を日常に取り入れた社会福祉サービスの設計 ~Cultural Social Welfare Service Design for the Aging Society~
佐藤千尋
大学院メディアデザイン研究科 専任講師
文化芸術を日常に取り入れた社会福祉サービスの設計
~Cultural Social Welfare Service Design for the Aging Society~
<研究概要>
本研究では、高齢・障害による孤立を余儀なくされる生活者に対して、心身ともに健康で地域社会とつながり続けることができる社会福祉サービスの設計に取り組んでいる。高齢化先進国である日本は長寿世界一であるが、日常生活が制限されることなく生活できる期間を指す健康寿命をいかに延伸するかという厚生労働省も掲げている課題に対し、それに伴い多様化される福祉ニーズに応える担い手育成が追いついていない。 研究代表者は過去KGRIプレ・スタートアップ研究資金による活動の結果、八千代市社会福祉協議会や地域包括支援センター、第二層生活支援協議体、支会・自治会・民生委員・福祉委員の住民の方々などと強固な信頼関係を構築している。特に八千代市米本支会とは強い協力関係を築いており、この強みを活かし、日常的な文化芸術身体活動が社会福祉を必要とする生活者の精神的ウェルビーイングを向上することを実証し、地域共生社会のあり方の一つのケースとして提言することを目指す。
(所属および職名は2024年3月時点のものです)"