Vol.15: デジタルデータで挑む活版印刷術黎明期の活字研究

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安形 麻理
文学部教授

西洋では15世紀半ばの活版印刷術の発明は印刷革命と呼ばれるほど大きな影響をもたらしましたが、黎明期の印刷工程や技術的詳細には未解明のことも多く残されています。近年のデジタル化の進展は、物理的なモノとしての書物を分析するうえで大きな助けとなっています。本講演では、グーテンベルク聖書の画像から活字の文字認識を行い、そのデータに基づいて活字の鋳造方法を解明することを目指している研究を紹介します。"

研究者
  • 安形 麻理

    教授

    安形 麻理Agata, Mari

    文学部図書館・情報学専攻